冬の夜明け前 潮は満ちはじめていた
岸壁が迫り出す 遠浅の浜辺
岩場の凹みで

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日出はもうすぐである 岩獣はすでに待っていた 朝の光を

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<アリストテレスは「時間は心がなければありえない」とまで主張している。それは「時間」であるためには、数えられる必要があり、心がなければ、数えるということがおこらないからという。>
朝日が雲の中から顔を見せるまで、岩獣は時間を感じているのだろうか?

(ps:潮が満ちて岩場からの引き上げが大変でした。)